kikoeほか

2010年に入ってすでに一カ月も経ってしまった。
今年こそは沢山更新しようかと思ったんだけど、結局たま〜にしか更新しなそう。
今月頭に博論の公聴会があって、そのあと論文の直しなど。久しぶりに買ったウイレレが楽しすぎる。。


先月12月にultrasonicscapesを上映してくれたkunstfilmtagから映画祭のパンフレットが届く。
ドイツ語が多くてよくわからんかったが、音(音楽)をテーマにした作品がずらーとのっていた。
どうでもいいけど、自分の作品名ultrasonic tapesになってた。。(メールでも間違ってたんだよね)
また作品の紹介文も、関係ない文章が紛れていたりしてちょっとショック。。
デリー民族誌映画祭の時も、自分の名前が他人の作品の作者としてのってたり、
海外ではよくあること(?)なんだろうけど、こう度々あるとなんだかなあと思う。日本じゃそうそうないよね。


さっき、京都シネマに「KIKOE」という大友良英のドキュメンタリーを観に行った。
監督の人と大友さんが舞台挨拶で来てたためか、結構人が入っていた。
で、感想は、ちょっと期待していただけに、だいぶがっかりな内容だった。。
予告編の動画にあったようなインタビューや演奏のぶつ切り断片映像がひたすら続いていくだけである。
それもしゃべっている途中で突然別のシーンに切り替わっていくから、内容を追うのも大変で、だんだんいらいらしてくる(笑)


で99分間耐えたが、結局最後まで何を伝えたい映画なのかがさっぱりわからなかった。
大友氏と周りの音楽家との楽屋裏とかでのやりとりがもっとあるのかと思ったんだけど。
ついでに言えば、大谷、菊池、海外のアーティスト?が理屈っぽいことしゃべってたりするシーン(しかもたいして面白くない)
が多すぎる気がした。自分の場合、実験系の音楽に多少なりとも興味があるからまだ何とか見れたけど、
これ一般の人は見れないんじゃないかな。一緒に行った連れもかなりきつかったと言っていたし。。
まあ大友さんのファンかこういう系の音楽を聴く人以外は観に行くこともないんだろうけど。。


なんかずいぶん辛口になってしまった。。でもこういう低予算の実験的な作品が映画館で上映されること自体は歓迎すべきことだよね。